エカテリーナ宮殿〜ロシアの宝石「琥珀」に魅せられて〜
ロマノフ王朝のレジデンスは現在のエルミタージュ美術館の冬宮でした。ですが各国の王朝が緑豊かな郊外に夏の離宮を建て、そこで短い夏を過ごしていたように、ロマノフ王朝もペテルブルク南方25kmのところに、ツァールスコエ・セロ(日本語で皇帝の村という意味です)をつくりました。現在ここはプーシキン市の管轄となり、エカテリーナ宮殿をはじめ、いくつかの歴史的建造物と公園から成る「国立博物館保護区」となっています。
(2008年1月〜2月にわたってTBSのテレビ番組「世界遺産」でもサンクトペテルブルグが放送されたので、ご覧になった方もいらっしゃるかもしれませんね)
http://www.tbs.co.jp/heritage/ (TBS「世界遺産」ホームページ)
ツァールスコエ・セローの見所はなんといってもエカテリーナ宮殿とその庭園です。今回は、宮殿内をご紹介します。
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| エカテリーナ宮殿 外観 |
エカテリーナ宮殿は、エルミタージュ美術館、アレクサンドル・ネフスキー修道院等と共に、「サンクト・ペテルブルグ歴史地区と関連建造物群」として、ユネスコの世界遺産に登録されています。
江戸時代に大黒屋光太夫が、女帝エカテリーナ(2世)と謁見したのも、この宮殿です。
宮殿は、18世紀にエカテリーナ1世によって最初建てられましたが、その後女帝エリザヴェータの命により、イタリア人建築家ラストレリがエルミタージュと同じくロシア・バロック様式に改築しました。外観は鮮やかなブルーです。
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宮殿の外観 |
宮殿の外観 |
宮殿内には、金細工に彩られた数々の部屋があります。
ベルサイユ宮殿の「鏡の間」を模した大広間は、木の床の美しい模様、黄金の装飾と鏡に覆われた四方の壁、見事な天井画がマッチし、宮殿にいながら「広大なロシア」を感じることができます。
その先にある緑の食堂は、淡い緑の壁と白を基調としたダイニング・インテリアがとても上品。他にも荘厳な雰囲気をもつ「絵画の部屋」や見事な「インペリアル」家具が置いてある「青の客間」など、合計で30ほどの部屋を見学できます。
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大広間 |
緑の食堂 |
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緑の食堂 |
青の客間 |
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青の客間 |
各部屋にあるペーチカ(室内暖炉) |
エカテリーナ宮殿といえば、2003年に20年以上の復元工事を経て公開され日本でも話題になった「琥珀の間」を思い浮かべる方も多いかもしれません。
琥珀とは木の樹脂が蓄積し、長い年月をかけて固体化したもので、採掘された宝石として重宝されてきました。琥珀はバルト海沿岸が世界的な産地として有名です。そのバルト地方を長い間支配してきたロマノフ王朝にとって、「琥珀の間」は、自前の宝石でつくった最高のラグジュアリーといえるでしょう。その豊かさにも感心する一方で、この部屋に足を踏み入れた人はみな、琥珀の神秘性に目を奪われます。
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琥珀の間 (写っているのは弊社スタッフ) |
琥珀は樹脂が固体化してできた自然の産物であり、ある程度の加工作業を経た後も、色や形が微妙に異なります。その微妙な差異、自然と人工の交錯が琥珀のアクセサリーの魅力です。となると、この「琥珀の間」は、世界で最も美しい、自然と、そして人間の高度な技術が生み出した空間だといえるでしょう。ひとつひとつの琥珀が放つ輝きは、「豪華絢爛」という言葉よりも「神秘的」という言葉がぴったりです。
一歩足を踏み入れると、そこは、まるで俗世間とはかけ離れた異空間。神秘に満ちた部屋「琥珀の間」は、サンクト・ペテルブルク滞在の時間が短くとも、訪れる価値のあるところです。
宮殿内1階はチケット売り場、カフェ、おみやげ屋が数店あります。
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おみやげ屋 |
おみやげ屋 |
エカテリーナ宮殿のおみやげ屋で売られている琥珀は、品質も高く、小さなアクセサリーからインテリアまで揃っており、種類も豊富です。琥珀に魅せられた方は、ぜひ旅のおみやげに購入されてはいかがでしょうか。
エカテリーナ宮殿に行くオプショナルツアーはこちらから
http://www.nettravel-jp.com/tour/optional_tour/stpetersburg.html
★ロシアの個人旅行手配はツムラーレ・ネットトラベルサービスにて承ります
レポート by M /モスクワ
- [2008/02/04 11:25]
- サンクトペテルブルグの観光スポット |
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宮殿の外観









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