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ボリショイ唯一の日本人ダンサー 岩田守弘さんの特別インタビュー!【前編】 

ロシアの芸術といえば、クラシックバレエ。バレエといえば、ボリショイ劇場!
皆さん、そのボリショイ劇場で、唯一の外国人ソリストは、日本人だということ、ご存知でしたか?今回のブログでは、ボリショイ劇場のソリストとして活躍する、岩田守弘さんをご紹介いたします。
抜群の跳躍力とキレの良い踊りで観衆を魅了する、岩田さんに、ボリショイ劇場入団までの辛い(?)道のりと、バレエのお話、ロシアの魅力をうかがいました。(インタビューの後編はこちら)

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インタビューを快く受けてくださった岩田さん

icon_tumlogo ボリショイ劇場でソリストの地位を得るには、大変なご苦労があったと思いますが、なぜ「ボリショイ劇場」に入団しようと思われたんですか?

僕は、小さい時からロシアのバレエが好きでした。高校を卒業して、モスクワのバレエ学校に留学する機会に恵まれたんです。もともと練習が好きな方だったんですが、モスクワでもさらに僕は練習好きで。卒業したらもうロシアで練習できなくなっちゃうんですよね、だから、ここに残るために、いろいろ機会を探していたところ、運よく「ロシアバレエ団」で仕事を得ることができました。ここは海外公演などが多いバレエ団で、3年間所属していました。その間、ペルミやモスクワなどのコンクールに出場して、1992年の全ロシアコンクールではグランプリをとりました。今回も大賞受賞者がでていないので、いまだに僕だけがグランプリ受賞者です。93年にはモスクワのバレエコンクールで金賞を取りました。

実は僕、留学する前の89年に、モスクワのバレエコンクールに出たんです。でも、予選落ちしてしまいました。当時、自分はバレエが上手いと思っていたから、すごくショックでした。4年に1回そのコンクールがあるんですが、次は絶対にがんばろうと思って、努力したんですね。モスクワのコンクールで金賞を取ったのは、日本人で初めてだと思います。

ロシアバレエ団で仕事をするうち、現在の妻と知り合って、結婚しました。
その後子供が生まれて、一緒に子育てをする時期になると、なんとなくバレエに行き詰ってしまったんです。海外公演が多いと、家族と過ごせる時間が少なくなってしまうしね。それで、モスクワに腰を落ち着けて仕事をしようと思って、ボリショイ劇場に行こう!と考えました。
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copyright :Damir Yusupov/Bolshoi Theatre

icon_tumlogo 入団するのはとっても難しいんでしょう?

ボリショイ劇場に入団が決まるまで、ずいぶん待ちました。
1年待ったところで、まずは研修生として入れてあげるという許可がおりたんですが、
僕としては、コンクールで金賞をとったくらいだから、ちょっと納得しかねる部分もありました(笑)。その後、我慢と紆余曲折の時代があって、ソリストとして入団できました。1996年のことですから、もう10年前になりますね。
最初にもらった役は、「ロミオとジュリエット」の道化の役でした。とても難しかったです。
芸術監督によっても、もらえる役が異なるし、2年間全く海外公演に参加できなかった時代もあります。


icon_tumlogo 辛いことがたくさんあったと思いますが、岩田さんは精神的にすごく強い人なんではないでしょうか・・・

辛い時ね、いつも助けてくれる人がいたんですね。
それは妻だったり、友達が支えてくれた時もあるし。
日本では、「お隣さん」がいなかったんですが、ここでは隣に住んでいる人にも
ずいぶん助けてもらいました。たとえば、車のガレージとか、そんな日常生活の様々なことですけれど(笑い)。親身になって話を聞いてくれたりして、精神的に助かります。
僕自身が強かったんではなくて、そういった人たちの支えで、「一人じゃないんだ」と思えてなんとか乗り越えてきました。


icon_tumlogo なぜロシアのバレエを選んだのですか?

バレエのシステムがしっかり作り上げられています。
芸術が職業としてなりたつ社会。日本だとダンスで食べていくことは
難しいですが、ロシアの場合、「ダンサー」としての職業があり、
社会的に認められています。
それから、劇場を組み立てるシステムが出来上がっています。
まず、学校から。バレエだとまず8年間勉強して劇場に入ります。
その間に自分のパートが決まっていき、専門化していくことになります。
たとえば細かいことですが、道化の手の使い方に至るまで研究されています。

何世紀の時代、宮殿の中の道化はこういった手の使い方をした、という教え方をするんです。日本だと、「道化はこんな感じで動くだろう」という想像で振り付けたり、ダンサーが自分で手を動かしたりするんですが、こちらだと、事実に基づいた動きを、代々教えていくんですね。
今回の日本公演で踊った「バヤデルカ」の黄金仏にしても、他のバレエ団の動きと違います。振付家が、文献の紐をといて振付けたといってもいいですね。


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copyright :Damir Yusupov/Bolshoi Theatre

-後編では 岩田さんのお気に入りの演目や、ロシアに来る旅行者のみなさんにぜひ見て欲しいもの、さらには一押しロシア料理なども伺ってみたいと思います。どうぞお楽しみに・・

インタビュー: ツムラーレコーポレーションモスクワ支店 川澄

コメント

コメント、そしてトラックバック、ありがとうございます。私も岩田さんの踊り、大好きです。そして同じ日本人としてすっごく誇りに思います。おかげでバレエを見に行くことが大好きになりました。
岩田さん以外にも(岩田さんを目指して)多くの人がロシアでバレエを勉強されています。みんながんばれ!って言いたいです。他にもバンドを組んだり、ダンスをされている人もいますよね!(^-^)v 異国の地でエネルギッシュに活躍している人、大好きです!

わたしも岩田さんと会ったことがあります。サインももらいました。何に書いてもらおうか迷ったあげく、着ているシャツの背中に書いてもらいました。岩田さん覚えているかな?

私は’95年にロシアに行った時ボリショイでバレエを観ました。もう12年も前の話です。
異国の地で努力されている人の話を聞けて自分ももっとがんばらなきゃ!と思いました。

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岩田さんINTERVIEW

北欧を本拠としてロシアもCoverしている旅行代理店ツムラ-レのブログに岩田さんのInterviewが載りました。先般のボリショイ来日のブログにもInterviewありましたが今回のものは更に詳しい内容です。今回が前編で後編があるようですのでご期待の程。  
  • [2006/06/23 00:55]
  • URL |
  • ボリショイ劇場観劇記 |
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