ラトビアのお勧め観光スポット/ほら吹き男爵博物館 

「ほら吹き男爵」の足跡を辿って・・・
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皆さん、「ほら吹き男爵」をご存知ですか?

「ほら吹き男爵」とは、狩り、戦、冒険などをテーマとした数々の自慢話&ほら話しをおもしろおかしく語るミュンヒハウゼン男爵のことです。

このほらを吹くことで有名な男爵のお話は「ほら吹き男爵の冒険」という本になっていて、いまや世界中で愛読されています。もちろん日本語にも翻訳されています。この「ほら吹き男爵」の口から出てくる言葉は、心地良い偽り、許せるウソ、それとも、極めて豊かな想像力だと表現した方がいいのでしょうか・・・。本を読んだ者でないと、その良さは理解しがたいでしょう。ロシアやバルトの地名などがよく出てくるので、この辺の地方に興味のある人にもお勧めしたい本です。

ミュンヒハウゼン博物館 中央にいるのが「ほら吹き男爵」
ミュンヒハウゼン博物館
中央にいるのが「ほら吹き男爵」


「ミュンヒハウゼン症候群」(Munchhausen syndrome)という病名がありますが、これは周囲の同情や関心を集めるために、病気を装ったり、偽り話をしたり、自らの体を傷つけたりする病状です。この病名は、ミュンヒハウゼン男爵がほら話で周囲の関心を集めたことにちなんでつけられたものです。

「ほら吹き男爵」の話は実存する人物がモデルとなっています。その人物の名前はHieronymus Karl Friedrich von Munchausen(ミュンヒハウゼン男爵カール・フリードリッヒ・ヒエロニュムス:1720年~1797年)。出身はドイツのボーデンヴェルダーで、後にロシアに渡り、露土戦争やロシア・スウェーデン戦争などで活躍した軍人です。趣味はもっぱら狩りでした。ミュンヒハウゼン男爵は当時、ロシア帝国領であったラトヴィアのリガやドゥンテでも数年過ごしたことがあります。ドゥンテでは、領主の娘ヤコビン・フォン・デュンテン(Jacobine von Dunten)と出会い、その後、結婚。妻のヤコビンとドゥンテのマナーハウスで過ごした時が、生涯で最も幸せなひと時だったそうです

ミュンヒハウゼン博物館 ヤコビンの部屋
ミュンヒハウゼン博物館。ヤコビンの部屋

ドゥンテは首都のリガから北に55km。森に囲まれ、海沿いの静かなところにあります。このドゥンテに、「ほら吹き男爵」を記念して、後にミュンヒハウゼン美術館とハイキングコースがつくられました。博物館内では、おしゃれなヤコビンの部屋や、狩り好きのミュンヒハウゼン男爵の部屋などが公開されています。著名人の蝋人形の展示室もお見逃しなく。

敷地内のハイキングコースは3.2kmの初心者向けコースと、5.3kmの上級者向けコースとがあります。ハイキングの途中、疲れたら、「ヤコビンの庭」のベンチで一休み。ハイキンハイキングコースの突き当たりはバルト海。「ほら吹き男爵」もきっと、この同じ海を眺めていたことでしょう。

「ほら吹き男爵」のハイキングコース
「ほら吹き男爵」のハイキングコース

「ほら吹き男爵」の伝説は今でも語り継がれています。200年以上も前に亡くなった男爵の足跡を辿って、デュンテの記念館を訪れる人は、国内外から途絶えることがありません。男爵の魅力とは、一体、何なのでしょう。答えは、ミュンヒハウゼン博物館にあります。

お勧め書籍
『ほらふき男爵の冒険』ビュルガー編
新井皓士訳 岩波文庫, 1983年

『ほらふき男爵の冒険』ミュンヒハウゼン
高橋健二訳(児童向け抄訳) 偕成社文庫 1983年
『ケストナーの「ほらふき男爵」』エーリッヒ・ケストナー
池内紀,泉千穂子訳 筑摩書房 1993年



 

ほら吹き男爵縁のハイキングコースで、男爵の魅力を考えた/ カタリーナ/タリンオフィス


01.gifラトビアは、首都リガだけでなく、少し足を延ばすと、魅力的な場所がたくさんあります。ぜひ、この夏の旅先候補に!ラトビアへの個人旅行は、ネットトラベルサービスにお任せください!スマイリー


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