エストニア/世界遺産の島-キフヌ島 

伝統文化の残る島 キフヌ島
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伝統文化が今でも生き生きと残っている島、キフヌ島はエストニアの南西にある小さな島で、この島の文化は世界遺産の無形文化遺産に登録されています。島の長さは約7kmで幅は約3.3km、人口は約600人です。島は合計4つの村に区分され、自然の中で島民の全員がお互い助け合って生活しているような印象が感じられます。

赤系の縦じまのカラフルな民族衣装のスカートを身にまとい、日常生活を送っているキフヌ女性たちが島のあちこちで見受けられます。このスカート、「キフヌ・スカート」と呼ばれていて、今ではキフヌのシンボルとなっています。そして、キフヌ・スカートのまま、荷台付きのバイクを乗り回す年配のキフヌ女性の姿は島の名物となっています。
キフヌ博物館に展示されているキフヌスカート
キフヌ博物館に展示されているキフヌスカート

島独特の模様の手袋
島独特の模様の手袋

世界遺産となっているのは島全体の文化空間ですが、中でも特に有名なのが、キフヌの婚礼の儀式。昔の風習をそのまま受け継いだ伝統的な儀礼に基づいて、結婚式が取り行われます。結婚式にはやはり伝統的な歌と踊りも欠かせません。クライマックスは花嫁に「tanu」(タヌ)という帽子とエプロンをまとわせる儀式の瞬間です。昔からこの儀式を境に、花嫁は既婚者として認められてきたのです。

ブーケ結婚式の儀式を博物館で再現ブーケ

左に座っているのが花嫁さん
左に座っているのが花嫁さん

まず花嫁に「タヌ」を被せます
まず花嫁に「タヌ」を被せます

エプロンを着けると妻として認められます
エプロンを着けると妻として認められます

キフヌ島では何よりも伝統文化が有名ですが、素朴で豊かな自然も残っています。バルト海に面した静かなビーチ。カラフルな灯台。小道を横切る鶏や、道端に転がった生みたての鶏の卵など・・・。島では以前、ウサギが大量に生息していたそうですが、最近はキツネが急増しているそうです。私はキフヌ島を何度か訪れたことがありますが、今でも忘れられないのが、初めて訪れたときに民宿で出していただいた、ミルクをふんだんに使ったオートミールと、小ぢんまりとしたカフェで食べた、自家製イチゴジャムのたっぷりのったクレープです。特にこのクレープはあまりにも美味で、翌日もカフェを訪れて、同じものをオーダーしたほどです。

タリンからキフヌ島へのアクセスは、まず南西のパルヌというリゾート・タウンまで路線バスなどで移動し、パルヌからはローカルのバスに乗り換えてムナライドゥ港まで移動し、そこからフェリーでキフヌ島に渡ります。または、それより多少移動時間はかかりますが、パルヌ港からキフヌ島への直行便のフェリーも出ています。
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ムナライドゥ港を経由してキフヌに向かうか、
パルヌ港から直接キフヌへ。


キフヌ島にはいわゆる観光客向けの大型ホテルなどはありませんが、宿泊手段として民宿や、または白夜にはキャンプ場でテントを張って夜を明かすという貴重な体験をすることもできます。島の見学には自転車を利用すると大変便利でしょう。自転車レンタルのサービスは民宿で行っています。

人口の少ない小さな島ですが、島出身の著名人も数多くいます。今回はその中の3名を紹介します。
通称「キフヌ・ヴィルヴェ」で知られる、ヴィルヴェ・クステルさん(Virve Köster:1928年~)はキフヌの民謡歌手で、作詞活動も行っています。過去に約400曲もの歌を作詞され、中でも代表作は「Mere Pidu」(Sea Party)です。ヴィルヴェさんはいわゆる日本で言う「人間国宝」に当たるような方で、現在は国内・海外ともに活躍中です。

キフヌ島の男性は船乗りや漁師を職業とする人が多く、中でも伝説的に有名だったのが、通称「Kihnu Jõnn」で知られているエン・ウーエトア氏(Enn Uuetoa:1848-1913年)です。彼はエストニア人として大西洋を航海した第一号の船長だった大物です。ウーエトア氏の遺体はソヴィエト崩壊後の1992年にデンマークからエストニアに移され、現在はキフヌ島の墓地に埋葬されています。

元船乗りで、後にナイーブアートで知られるようになった芸術家ヤーン・オアド氏(Jaan Oad:1899-1984年)もキフヌ出身でした。オアド氏は第二次世界大戦の最中、スウェーデン経由でカナダへ移住し、そこで余生を過ごしました。彼は主に船や海岸、田園風景のナイーブアートの制作にあたり、またキフヌの歴史が伝わるような数多くの絵画作品をカナダに残しました。

キフヌ島では伝統文化と豊かな自然がきっと皆様を暖かく迎えてくださることでしょう。できれば1日だけではなく、キャンプやサイクリング、釣りなどのアクティビティーも含め、数日間滞在していただくと島のよさがさらにわかっていただけるでしょう。

2010年2月9日と10日、「国際民俗芸能フェスティバル」(文化庁主催)ではキフヌ島の歌と踊りが見られます!チケットは無料ですが、往復はがきで、申し込む必要があります。チケットの応募方法は下記をご参照ください。
♪国際民族芸能フェスティバル日時・会場♪
平成22年
2月9日(火)昼公演 12:00開演 
2月10日(水)夜公演 18:30開演 
※昼、夜同一プログラムです。

イス会場イス
新国立劇場中劇場 (東京都渋谷区本町1-1-1)

ポストチケット応募方法ポスト

往復はがきに ①〒住所 ②氏名 ③年齢 ④職業 ⑤電話番号⑥希望公演番号(1.9日夜 2.10日昼 ※昼夜同一プログラムです)⑦希望人数(1枚につき2名様まで。未就学児も1名といたします)を書き、返信面にご自身の住所をご記入の上、下記までお送り下さい。応募者多数の場合は抽選の上、入場整理券を発送いたします。お申込に不備がある場合は、受付できませんので十分にご注意下さい。<締切>平成22年1月15日(金)消印有効

POST送り先POST

(社)全日本郷土芸能協会「国際民俗芸能フェスティバル」係
〒107-0052東京都港区赤坂6-7-14-102


その他の詳細情報などに関しては、こちら(開催行事・公演案内をご覧ください):

http://www.jfpaa.jp/


■申込・お問い合わせ先(社)全日本郷土芸能協会「国際民俗芸能フェスティバル」係/TEL 03-5545-3413
主 催 文化庁
後 援 エストニア共和国大使館 タイ王国大使館
協 力 財団法人 新国立劇場運営財団

01.gifエストニアを旅するなら、ネットトラベルサービスへお問い合わせください!日本からの航空券から、ご宿泊まで。キフヌ島の民宿手配も。何なりとご相談ください!「アパートメントホテル&デザインホテルに泊まるゆっくり2都市、ヘルシンキとタリン 癒しの8日間」 ツアーはスタッフもお勧めです!お申し込みは、ネットトラベルサービスまで!ヘルシンキ→タリンの片道バルト海クルーズも含まれた、他社にはない、ユニークなプログラムでリラックス。心も潤います
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プレゼント期間終了いたしました!お申込みありがとうございました。

 

キフヌ島に行ってきた人: カタリーナ /タリンオフィス





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