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モスクワ近郊のお勧め観光地/メーリホヴォ/作家チェーホフが愛した地 

メーリホヴォ
作家チェーホフがこよなく愛した地を訪ねて

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アントン・チェーホフ(1860年~1904年)といえば、トルストイ、ドストエフスキーについで日本では知られているロシアの作家です。

わずか44年という短い生涯の間に、戯曲・短編を中心に多くの名作を世に送り出しました。

その中でも、誰もが一度はきいたことがある「かもめ」という戯曲をチェーホフが執筆したのが、ここメーリホヴォです。

メーリホヴォはモスクワの南東70 kmに位置する村。モスクワから車で1時間半のところ、クールスク駅から郊外列車で1時間半、そこからバスで30分ほどいったところにあります。

チェーホフはモスクワ大学医学部卒の医師でしたが、1880年代から短編や戯曲を発表。2足のわらじをはく生活を送っていました。

持病の結核が悪化し、1892年美しい自然に囲まれた、メーリホヴォに居を構えたのです。

敷地は70万坪以上の広さで、屋敷や庭だけでなく、池や果樹園や畑などもあり、まるでひとつの村のようです。

エントランス
メーリホヴォのエントランス

花々の咲き誇る庭
花々の咲き誇る庭

家母屋
チェーホフ一家が暮らした家で、書斎や寝室、縁の人々の写真などが展示されています。
どの部屋からも、美しい花々が咲き誇る庭を眺めることができます。
母屋
母屋

書斎
書斎

チェーホフの使用していた机
チェーホフの使用していた机

チェーホフの寝室
チェーホフの寝室

ダイニング
ダイニング

ケトルキッチンハウス
当初、母屋の中につくられたキッチンの匂いが邪魔だと思ったチェーホフが、隣にキッチンハウスを建てました。
キッチンハウスと井戸
キッチンハウスと井戸

外には井戸があり、中にはペチカがあります。ペチカとは、ロシアの農家の暖炉ですが、ここがキッチンとしても使用され、上では寝ることもできた、非常に便利なものです。
ペチカ
ペチカ

サモワールはロシアの伝統的な湯沸かし器。
サモワール
湯沸かし器サモワールも、素敵なインテリアの一部

もうひとつの部屋は、料理人が実際に住んでいたところです。
キッチンハウスの居間
キッチンハウスの居間には、料理人が実際に住んでいた

注射Y診療所
チェーホフは、この地でも医師として地元の人たちを診ていました。
医師チェーホフの姿を回想できる貴重な場所です。
診療所
診療所

診察室のチェーホフの机
診察室のチェーホフの机

絵文字名を入力してください 「かもめ」の書かれた家
この地はチェーホフに多くのインスピレーションをもらたし、精力的に創作活動に励んだ地。
チェーホフは、この時期(1892-1899年頃)にかけて20以上の作品を発表しています。

現在は内部の見学はできませんが、「かもめ」の主人公コースチャが今にも飛び出してきそうな雰囲気。
「かもめ」が執筆された家
「かもめ」が執筆された家

本本 
19世紀末のロシアの田舎を舞台にしたこの作品の主人公コースチャは作家志望の青年で、当時主流だったリアリズム文学に反旗を翻し、シンボリックな文章を書いてみたりと、新しい文学を志す青年です。非常に繊細な心の持ち主で、自分の感情をコントロールすることができず、作中でもかなり突飛な行動を起こします。

ふるーつ☆Cultivation・りんごりんごの木
敷地内には、多くのりんごの木があります。籠一杯入ったりんごが、道端に置かれていて、食べることができます。
りんごの木
敷地内にはたくさんのりんごの木が・・・

チェーホフは、ロシアの底知れぬ懐の深さ、大自然をこよなく愛しつつもも、そのロシアが抱える厳しい現実を鋭く見つめ、それを作品の中で淡々と綴りました。

理想郷ともいえるこの美しいメーリホヴォにいたからこそ、医師でありながら不治の病と戦い続ける自分の運命をはじめ、世の中の不条理な現実をよりはっきりと捉えることができたのでしょう。

愛の小道(?)と呼ばれているそうです
愛の小道(?)と呼ばれているそうです

そんな思いに耽りながら、メーリホヴォを歩いてみるとき、チェーホフを通して、新たなロシアを発見できるのかもしれません。

モスクワから日帰りでいけるメーリホヴォ。ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。

 

メーリホヴォでチェーホフとロシアに思いを馳せた人/ マリー (モスクワオフィス)


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