お勧めイベント「エカテリーナ2世の四大ディナーセット」 

エカテリーナ2世の四大ディナーセット/ヨーロッパ陶器に見る宮廷晩餐会
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今回皆さんにご紹介するお勧めイベントは、東京都庭園美術館で行われている、
国立エルミタージュ美術館所蔵「エカテリーナ2世の四大ディナーセット/ヨーロッパ陶器に見る宮廷晩餐会」です。

エルミタージュ美術館といえば、その豪華な宮殿と、膨大な絵画コレクションで有名ですが、晩餐会で使われた貴重なディナー・セットのコレクションなども、所蔵品に含まれています。当時、晩餐会は、ロシアの文化的成熟度を内外にアピールすることのできる場でもあったため、料理、テーブルセッティング、インテリア、列席者の衣装に至るまで、最高の質と内容が求められました。

この展覧会では、日本初公開となるベルリン王立窯の「ベルリン・デザート・セルヴィス」や、エカテリーナの愛人ポチョムキン公のために注文されたセーヴル窯の「カメオ・セルヴィス」など、4つのディナーセットのコレクションと共に、女帝エカテリーナ2世の生涯と華麗なる18世紀ロシア宮廷生活が紹介されています。

アイコン名を入力してくださいセルヴィスとはアイコン名を入力してください
器形、絵付けデザインに統一を持たせた食器セットのこと。ディナー用、紅茶、コーヒー、ココア用などの用途がありました。18世紀の正餐では、料理の給仕は現在のように一皿づつコースで行われるのでなく、料理とデザートの2部にわかれて、幾種類もの料理が同時に食卓に並べられました。そのため、食器も料理用のセルヴィスとデザート用のセルヴィスの2種類に分かれていました。

一体、どんな素晴らしい食器で、華麗な晩餐会が演出されていたのでしょう?「プリヴェット!ロシア」では、今回の展示の中から、2セットご紹介いたします。

フリードリヒ2世からの贈り物「ベルリン・デザート・セルヴィス」
まずは、トルコとの戦争に勝利した時に、プロイセン(現在のドイツ)の国王フリードリヒ2世から贈られた「ベルリン・デザート・セルヴィス」。これは、ロシアの軍事力に脅威を感じるようになったフリードリヒ2世が、ロシアと友好関係を促進しようとプレゼンとしたものです。
テーブルの中央に女帝の白い彫像、周囲をロシアの様々な民族と階級の代表者が取り囲んでいます。フリードリヒ2世、女帝に気に入っていただけたのでしょうか?
フリードリヒ2世からの贈り物
.《ベルリン・デザート・セルヴィス》より
ベルリン王立磁器製作所、プロイセン(ドイツ)
1770~1772年
©Texts, photos, The State Hermitage Museum, St. Petersburg, 2009
エルミタージュ美術館内にて撮影

02.《ベルリン・デザート・セルヴィス》より(彫像ほか)small
《ベルリン・デザート・セルヴィス》より
(左)彫像《民族衣装の男》
(中央)彫像《民族衣装の男》
(右)皿
(手前より)スプーン、フォーク、ナイフ
ベルリン王立磁器製作所、プロイセン(ドイツ)
1770~1772年
©Texts, photos, The State Hermitage Museum, St. Petersburg, 2009


ポチョムキンへ贈った「カメオ・セルヴィス」
次は、「カメオ・セルヴィス」
これは、長く女帝の愛人であり、生涯、彼女の最も信頼のおける友人でもあった、グレゴリー・ポチョムキン公爵への贈り物として作られました。
エカテリーナ2世は、カメオなど、手彫り宝石の熱心な収集家でした。この「カメオ・セルヴィス」は、当時流行し始めていたギリシャ・ローマ風の最新デザインが取り入れられています。
06.《カメオ・セルヴィス》よりsmall
《カメオ・セルヴィス》より
セーヴル王立製作所、(フランス)
1778~1779年
©Texts, photos, The State Hermitage Museum, St. Petersburg, 2009


07.《カメオ・セルヴィス》より(クリーム容れほか)small
《カメオ・セルヴィス》より
(左より)クリーム容れ、砂糖容れ、砂糖容れ受皿、コーヒー・ポット、
コーヒー・カップ用ソーサ、コーヒー・カップ
セーヴル王立製作所、(フランス)
1778~1779年
©Texts, photos, The State Hermitage Museum, St. Petersburg, 2009



それにしても、こんなに絢爛豪華な食器で食べる料理とは一体どんなに美味しいものだったのでしょうね!

緊張して、味がわからなくなりそうです・・・・

ぜひ、皆さんも、ロマノフ王朝の栄華の片鱗を、この食器たちから感じてみてください!

<会期>
2009年4月16日(木)~7月5日(日)

<開館時間>
10:00~18:00(入館は17:30まで)
第2・第4水曜日休館(6月10日、24日) 

<会場>
東京都庭園美術館
〒108-0071 東京都港区白金台5-21-9

<入館料>
一般 1000円(800円)、大学生[専修・各種専門学校を含む] 800円(640円)、小・中・高校生、65歳以上 500円(400円)
*( )内は20名様以上の団体料金
*未就学児、障害のある方とその介護者1名、教育活動として教師の引率する都内の小・中・高校生および教師は無料(事前の申請が必要)
*第3水曜日(5/20、6/17)は65歳以上の方は無料

<お問い合わせ>
東京都庭園美術館 電話:03-3443-0201
展覧会担当:牟田様、広報担当:浜崎様

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コメント

当選した者です。

母が池田理代子さんの漫画「女帝エカテリーナ」を読んでいたので、とても見たがっていたので、ダメもとで応募してみたら本当に当選することができ、母と一緒に見ることができました。
本当にありがとうございました。

また日本でこのようなロシアのイベントがありましたら、ぜひ告知をお願い致します。

Re: 当選した者です。

柚子茶さん、

ご連絡ありがとうございました!展覧会はいかがでしたか?華やかな陶器から、当時の繁栄振りがうかがわれたのではないかと思います。ロマノフ王朝の文化・芸術の豊かさはまさに今のロシアの礎になっていますね。これからも、いろいろなイベントの告知をしていきます。今後とも、よろしくお願いします!

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