モスクワから日帰りで行ける黄金の環の町「コロムナ」 

クレムリン」のあるモスクワ郊外の小さな町~コロムナtsurupurple_20081104163813.gif

モスクワ郊外の「黄金の環」地域には、ウラジーミル、スーズダリなど日本でもおなじみの古都の他にも、歴史ある小さな町がたくさんあります。
コロムナもその一つ。
コロムナはモスクワの南部、リャザン方面へ110キロ程に位置し、モスクワから車で3時間弱、、列車でも、カザン駅から約2時間強 のところにある町です。
コロムナは、12世紀にリャザン公国の主要都市として台頭し、13世紀にモスクワ公国の支配下に入ってからは、モスクワの防衛都市として重要な機能を果たし、16世紀に堅固な要塞が築かれました。ロシア語で要塞は「クレムリン」と呼ばれます。モスクワにも有名なクレムリンがありますが、コロムナは、クレムリン内に人々が生活しているまさに本物の「要塞の町」だったのです。
18世紀ロマノフ王朝時代の安泰期に入ると、防衛都市としての役割を終え、徐々に衰退していきます。20世紀に入り、ロシア革命・第2次世界大戦の混乱により、要塞や町並が一部破壊されてしまいましたが、現在は修復され、ほぼ昔のままのクレムリンを見ることができます。
まず、クレムリンの外壁。要塞の基本は、外部からの攻撃の盾となる壁にあります。この要塞がつくられた当時はタタールの勢力が弱まり、ロシア国内は「戦国時代」、とても不安定な時期でした。まさにこの壁が、コロムナを守り続けてきたのです。
クレムリンの壁
コロムナを守り続けてきたクレムリンの壁

クレムリンの入口に聳え立つイオアンナ・バガスロヴァ教会。

イオアンナ・バガスロヴァ教会
イオアンナ・バガスロヴァ教会

クレムリンの敷地内は2つの修道院と7つの教会があります。
人々の祈りの場所である他、生活のすべてがここにありました。今でも教会内には、祈りをささげる信者の方がたくさんいます。この町の見所をご紹介いたします。

ブルセンスキー修道院。
ブルセンスキー修道院
ブルセンスキー修道院

修道院に隣接する教会、ロシア正教のシンボル、たまねぎ型の屋根を5ついただくウスペンスキー寺院と、ヴォスクレセンスキー寺院。
ウスペンスキー寺院
ウスペンスキー寺院

ヴォスクレセンスキー寺院
ヴォスクレセンスキー寺院

14世紀、タタールの支配が長く続く混乱の中、各地方に乱立していた大公たちをまとめてモスクワ大公がロシアの長であることをゆるぎないもにした、ドミトリー・ドンスコイの銅像。
ドミトリー・ドンスコイの巨大な銅像
ドミトリー・ドンスコイの巨大な銅像

ピャトニツキエ門。クレムリンで当時のままの姿で保存されている唯一の門。
ピャトニツキエ門
ピャトニツキエ門

注目は、かつて要塞内に町のすべてがあった名残から、クレムリンの中に、今でも普通の家や学校があることです。
また、コロムナはオカ川とモスクワ川の合流地点にあるため、ロシアの広大な川と平原を一望できます。
モスクワ川のゆったりとした流れを眺める
モスクワ川のゆったりとした流れを眺める


日本人の感覚で「要塞」というと、ものものしいイメージがありますが、昔も今もコロムナは、この川のように、ゆっくりと時が流れているのです。
現在、町の人口約15万人。クレムリンから現在のコロムナの繁華街までは徒歩で行くことができ、そこにはマクドナルドやショッピングセンターなどもあり、ごく普通の地方都市の市民生活を垣間見ることができます。
雑然としたモスクワでの日常生活から、ほっと一息つける小古都を求めて、コロムナには普段から、ロシア人の観光客が多く訪れています。
モスクワから日帰りで行けるコロムナ。ぜひ足を伸ばして訪ねてみてはいかがでしょうか?

モスクワ、黄金の環への個人旅行手配はネットトラベルサービスにて承ります

 

レポート by マリー /モスクワオフィス



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