タリンのお勧め観光スポット-カドリオルグ公園
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今回は、タリンにいらしたら、ぜひ訪れていただきたい、お勧め観光スポット、カドリオルグ公園をご紹介いたします。

ピョートル大帝が愛した美しい公園-カドリオルグ公園
現在、市民の憩いの場となっているカドリオルグ公園は、タリンの東側に位置し、市の中心地からも近く、バスや路面電車で10分ぐらいのところにあります。
カドリオルグ公園は、ロシアのピョートル大帝により建設されたイタリア・バロック様式の公園で、設計はイタリア人のニッコロ・ミケッティによるものです。公園の建設は北方戦争(1700~1721年)の最中、1718年に開始されました。北方戦争後、スウェーデンに代わり、エストニアはロシア帝国の支配下に入ります。「エカテリーナの谷」を意味するカドリオルグ公園の名前は、ピョートル大帝の后エカテリーナ1世に由来しています。

白鳥の池
.カドリオルグ公園内の宮殿が完成するまで、ピョートル大帝はちょくちょくタリンにやって来て、マロニエ林の木陰にある小さな別荘に滞在していました。現在その建物はピョートル大帝の所持品などを展示する博物館となっています。

ピョートル大帝のかつての別荘(現在は博物館)
ピョートル大帝はより多くの人々がこの公園を訪れることを望んでいました。ピョートル大帝がある日、カドリオルグ公園に誰もやって来ないことを不思議に思い、監視兵に尋ねると、将校が一人たりともツァーリの庭に寄せ付けないからだとの答えが返ってきました。それを聞いた大帝は、誰もが美しい公園を楽しむ権利があり、その秩序を見守るのが兵士の役目であると市民に公表したのでした。
カドリオルグ宮殿は現在海外美術館として利用され、主な美術展示品は、16世紀から20世紀の西ヨーロッパやロシアの絵画、歴史的家具、彫刻などです。宮殿内で最も美しい部屋は吹き抜けになったかつての舞踏ホールで、見事な天井画と壁や天井に施されたスタッコ装飾は必見です。天皇皇后両陛下がタリンご訪問の際には、この宮殿内でご昼食を召し上がられました。

カドリオルグ宮殿(現在は海外美術館)

舞踏会で華やいだカドリオルグ宮殿のホール
手入れの行き届いたカドリオルグ宮殿の中庭の散策もお勧めです。中庭の先には、大統領官邸が美しさを競い合うように立ち並び、宮殿入り口のゲートからは遠く、タリン湾が見えます。
カドリオルグ公園内にはその他、数多くの美術館・博物館がありますが、エストニアの芸術作品を所蔵する国立美術館KUMUもお勧めです。

国立博物館KUMU
週末になると家族連れで散歩を楽しんだり、子供のイベントなども開催されたりで、カドリオルグ公園内はおおいに賑わっています。マロニエの花が咲く6月、秋の黄葉が美しい9月・10月は特にお勧めの時期です。疲れたら公園内や美術館のカフェで一息つくのも良いでしょう。歴史地区がユネスコの世界遺産に登録されているタリンですが、市民の憩いの場所を訪れて深呼吸。旅の疲れを癒すのにもお勧めです。

<アクセス>
トラム: 1番線と3番線の終点「Kadriorg」駅から徒歩1分
バス: 1A, 1PR, 5, 8, 19, 29, 34A, 35, 38,44, 51, 60, 63番「J. Poska」駅から徒歩2分
エストニア/タリンへの個人旅行手配はネットトラベルサービスにて承ります。

ピョートル大帝が愛した美しい公園-カドリオルグ公園
現在、市民の憩いの場となっているカドリオルグ公園は、タリンの東側に位置し、市の中心地からも近く、バスや路面電車で10分ぐらいのところにあります。
カドリオルグ公園は、ロシアのピョートル大帝により建設されたイタリア・バロック様式の公園で、設計はイタリア人のニッコロ・ミケッティによるものです。公園の建設は北方戦争(1700~1721年)の最中、1718年に開始されました。北方戦争後、スウェーデンに代わり、エストニアはロシア帝国の支配下に入ります。「エカテリーナの谷」を意味するカドリオルグ公園の名前は、ピョートル大帝の后エカテリーナ1世に由来しています。

白鳥の池
.カドリオルグ公園内の宮殿が完成するまで、ピョートル大帝はちょくちょくタリンにやって来て、マロニエ林の木陰にある小さな別荘に滞在していました。現在その建物はピョートル大帝の所持品などを展示する博物館となっています。

ピョートル大帝のかつての別荘(現在は博物館)
ピョートル大帝はより多くの人々がこの公園を訪れることを望んでいました。ピョートル大帝がある日、カドリオルグ公園に誰もやって来ないことを不思議に思い、監視兵に尋ねると、将校が一人たりともツァーリの庭に寄せ付けないからだとの答えが返ってきました。それを聞いた大帝は、誰もが美しい公園を楽しむ権利があり、その秩序を見守るのが兵士の役目であると市民に公表したのでした。
カドリオルグ宮殿は現在海外美術館として利用され、主な美術展示品は、16世紀から20世紀の西ヨーロッパやロシアの絵画、歴史的家具、彫刻などです。宮殿内で最も美しい部屋は吹き抜けになったかつての舞踏ホールで、見事な天井画と壁や天井に施されたスタッコ装飾は必見です。天皇皇后両陛下がタリンご訪問の際には、この宮殿内でご昼食を召し上がられました。

カドリオルグ宮殿(現在は海外美術館)

舞踏会で華やいだカドリオルグ宮殿のホール
手入れの行き届いたカドリオルグ宮殿の中庭の散策もお勧めです。中庭の先には、大統領官邸が美しさを競い合うように立ち並び、宮殿入り口のゲートからは遠く、タリン湾が見えます。
カドリオルグ公園内にはその他、数多くの美術館・博物館がありますが、エストニアの芸術作品を所蔵する国立美術館KUMUもお勧めです。

国立博物館KUMU
週末になると家族連れで散歩を楽しんだり、子供のイベントなども開催されたりで、カドリオルグ公園内はおおいに賑わっています。マロニエの花が咲く6月、秋の黄葉が美しい9月・10月は特にお勧めの時期です。疲れたら公園内や美術館のカフェで一息つくのも良いでしょう。歴史地区がユネスコの世界遺産に登録されているタリンですが、市民の憩いの場所を訪れて深呼吸。旅の疲れを癒すのにもお勧めです。

<アクセス>
トラム: 1番線と3番線の終点「Kadriorg」駅から徒歩1分
バス: 1A, 1PR, 5, 8, 19, 29, 34A, 35, 38,44, 51, 60, 63番「J. Poska」駅から徒歩2分
エストニア/タリンへの個人旅行手配はネットトラベルサービスにて承ります。
レポート by カタリーナ /タリン
- [2008/07/02 14:30]
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