ロマノフ王朝の明暗を今に伝える「元老院広場(デカブリスト広場)」
続いてのサンクト・ペテルブルグの半日観光のプログラムとしての、主要見学スポットはロマノフ王朝の明暗を今に伝える元老院広場(デカブリスト広場)です。
18世紀には元老院広場と呼ばれていたこの場所に、1782年、エカテリーナ2世がピョートル大帝の巨大な銅像をつくりました。
後ろ足だけで馬体を支えるこの銅像、トリックの錯覚にみまわれます。実際は後方の尻尾でバランスをとっていますが、当時はかなりの高度な技術を必要とされ、ドイツ出身であったエカテリーナ2世がピョートル大帝の後継者としての威信を見せるための大事業でした。
その後19世紀のロシアを代表する詩人アレクサンドル・プーシキンがこの銅像をモチーフにした叙情詩を書いて以来、その作品タイトルにちなんで「青銅の騎士」とも呼ばれています。
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| ピョートル大帝の銅像「青銅の騎士」 |
この銅像のある広場で、1825年12月ロマノフ王朝の圧政に苦しむ人民を助けようと若い青年貴族が反乱を起こしました。ロシア語で12月はデカーブリと言うことから、デカブリスト蜂起として歴史に記録されています。この反乱はすぐに粛清されましたが、1917年の革命後に、ロマノフ王朝に最初に反旗を翻した記念すべき場所として、デカブリスト広場と呼ばれるようなりました。
今は、「革命」や「反乱」の面影はなく、旧元老院、旧海軍省、聖イサク寺院、ネヴァ川に囲まれたクラシカルで美しい、緑豊かな広場として、地元の人にも人気のデートスポットです。
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レポート by M /モスクワ
- [2008/04/18 11:29]
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