行ってみました、プーシキン美術館! 

東京、大阪での展覧会も好評で、日本の皆さんにもすっかりお馴染みとなった「プーシキン美術館」。今回は弊社特派員が、“本家本元”、モスクワのプーシキン美術館を訪れました。

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白亜の「プーシキン美術館」

大理石のギリシャ風円柱を持つ、まるで白亜のお城のような「プーシキン美術館」。
モスクワの中心地にあり、赤の広場からは徒歩で20分ほど。
美術館前の庭園はモスクワっ子のよき憩いの場であり、気候のよい夏のあいだは、おしゃべりや読書に夢中になる人を多くみかけます。

さて、いよいよ美術館へ。最初に目に飛び込んでくるのは、赤い絨毯が敷かれた長〜い階段。
ロシア帝政時代の貴族の暮らしを彷彿とさせる、豪華な造りに感動です。

1階には、古代エジプトのミイラやローマ時代の彫刻群、ロシアの宗教画などなど、バラエティーにあふれた収蔵品が展示されています。さすが芸術の国、ロシア。学芸員の話を興味深く聞いている小学生たち、スケッチに励む画家の卵、家族やカップルなど、館内は地元の鑑賞客でいっぱいです。

あれこれと目移りしているうちに、2階へ。早速、プーシキン美術館の“代名詞”、印象派絵画の展示ホールへと向かいます。日本で展覧会のため、マティスの「金魚」をはじめとする50点もの絵画が出展中でしたが、そんなことは感じさせないほど、名画がたくさん!ルノワール、セザンヌ、ゴッホ、ピカソ…やはり本物は違うなあとしばし時間を忘れて、芸術の世界を満喫。ちなみに、美術館で働いているおばあさんに「マティスの金魚はどこですか?」と尋ねてみると、「日本に出張中だよ」と答えてくれました。

鑑賞の後で、やはり気になるのが、スーベニアショップ。
プーシキン美術館グッズや、ほかではなかなか手に入らない美術書を扱う小さなお土産屋さんが、地下クロークの近くにあります。一番の人気商品は、「金魚」のマグネット。

マティス「金魚」(1912年、©プーシキン美術館)

(あいにくこの日は売りきれでしたが、マティスの「ダンス」とセザンヌのマグネットを購入しました!) 本場モスクワのプーシキン美術館土産にいかがでしょうか?
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マティスとセザンヌのマグネット(ピカソもあるそうです)

インタビュー

国立プーシキン美術館副館長 ジナイーダ・ボナミさん
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この1月、大阪での「プーシキン美術館展」の開会式に出席するため、はじめて日本を訪れました。

特に印象に残ったのは、浮世絵をはじめとする東洋の美術に影響をうけた、19世紀後半からのヨーロッパ絵画への関心の高さですね。今度はぜひ“日本の美”をモスクワでも紹介したいと考えています。滞在中に「成人の日」があり、たくさんの若いお嬢さんたちが着物姿で歩いている光景を目にしました。

本当に美しくて感動しました。もちろん具体的な計画ではないのですが、「着物展」ができたら素晴らしいなあと思っています。
いま、日本で公開されている作品は、4月にプーシキン美術館に里帰りします。これらの作品は、ただいまオープンに向けて準備を進めている、19世紀末期〜20世紀初頭にかけての西洋絵画を集めた「近代西洋芸術館」(プーシキン美術館別館)で展示される予定です。プーシキン美術館には、今回の展覧会ではご紹介できなかった素晴らしい作品がまだまだたくさんあります。ぜひ、モスクワのプーシキン美術館にもお出かけください。

プーシキン美術館必勝法!

英語の表示もまだまだ少なく、また美術館で働く人達のほとんどがロシア語オンリー。プーシキン美術館の
ガイディングライセンスを有する、プロのガイドさんをおつけすることをおススメいたします。

*所要時間: 2.5時間程度
*館内での飲食は禁止されています。展示ホールは乾燥していますので、少し咽をうるおしてから鑑賞をはじめましょう。
※ツムラーレでは、日本語ライセンスガイドの手配を承っております。お問い合わせは下記まで。

ジーナおばさんのお料理教室 

〜ファームビジット-スーズダリ〜

モスクワより東に200キロ、美しい白壁に彩られた中世の街、スーズダリ。
町の中心部から車で数分、白い石造りの農家に、ジーナ・レペシナさんと、ご主人のサーシャさんが暮らしています。


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お料理のうでをいかして、伝統的なロシアの家庭料理と、スーズダリ地方の生活を紹介する活動を
続けているジーナさん。
「手軽に楽しめるロシア料理を教えてほしい!」という声にこたえてはじめられたのが、このプログラムです。

今回は、ツムラーレスタッフが、ロシア風水餃子「ペリメニ」と、「ピロシキ」づくりに挑戦!
エプロンとコック帽をお借りして、まずはピロシキの生地をこねていきます。
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ジーナおばさんお手製の“たね”は、カスタードクリームのように滑らかで、そのままでも美味。小麦粉と奮闘の結果、可愛らしいペストリーとピロシキができあがりました。
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オーブンで焼きあがるのを待つあいだに、今度はペリメニにトライ。
ケフィール(ヨーグルトに似た、ロシア・コーカサス地方特産の乳製品)の入ったコクのある生地を、コップでポンポンとくりぬいていきます。これもジーナおばさん特製の豚肉のミンチをのせ、くるっと包めばペリメニの完成。
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キッチンには、サーシャおじさんが焼く、ピロシキの香ばしいかおりが漂っています!
ぐつぐつと煮える香草入りのブイヨンに、ペリメニを加えていきます。

その間に、夕食のテーブルが整えられました。
森の木の実たちがモチーフのホフロマ塗りの食器は特注されたもの。
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おばさん宅の畑でとれた野菜を使った何種類ものピクルス、ジューシーでいくつでも食べられそうなペリメニ、そして焼きたてのピロシキ。どれも地元の食材を利用したとても素朴な、でも忘れがたい
おいしさです。

食後はサモワール(ロシアの伝統的な湯沸し器)から入れてくれるハーブティーで。
窓の外にはしんしんと降る粉雪、おばさんご自慢のジャムをいただきながら、暖かい紅茶を楽しむ。
都会の喧騒を離れ、スローライフの醍醐味を満喫した一夜でした。

*所要時間:2〜2.5時間程度
*収容人数:20名まで
*年間を通して受け入れ可能。
※食事、ティープログラムのみでも手配を承ります。

カントリーサイドに泊まる 

〜コテージホテル(スーズダリ)〜
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スーズダリ中心部に昨年オープンしたばかりの「プシュカールスカヤ・スロボダー」。
ヨーロッパ風の重厚なホテルと、全8棟のコテージからなるユニークな宿泊施設です。

おすすめは、木の香りが心地よい農家風コテージ(全23室)。
室内は、素朴で暖かなロシアの伝統的なスタイルでまとめられています。
ホフロマ塗りをモチーフにした、バスアメニティーもキュート。
冬は大きな窓からさしこむ雪灯りが、ロマンチックな夜を演出してくれます。

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敷地内に建つ「トラクチール・ウレイ」(“蜂の巣箱”)は、地元でも人気の楽しいレストラン。
蜂のマークがはいった頑丈な木の椅子や、可愛らしいランプ、蜂蜜入れをかたどったプライベート
スペースなど、童話の世界を髣髴とさせるインテリア。
ここではぜひ、自慢のロシア料理と、地元の名物「メドブーハ」(蜂蜜ワイン)を。
ホテルからスーズダリの主な観光スポットへは、徒歩で散策することができます。
ロシアのカントリーサイドで、ゆったりと休日を過ごしてみては?

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